夏季研修会を行いました

本日は島根県立美術館で夏季研修会を行いました。
前半は「生きのびるために みる&コミュニケーション」と題し、主体的・対話的で深い学びをどのようにとらえ、造形教育の場で実践していけばよいのかについて、京都造形芸術大学教授 福のり子氏に講演していただきました。
「対話型鑑賞が日本に来るまで」「対話をしながら作品をみることで、鑑賞者にどのような力がつくのか、それはなぜか?」「私たちが今後生きのびていくことと、どう繋がっているのか」について、ミニ対話型鑑賞や画像等を用い、分かりやすくお話しいただきました。
後半は「しまねアートカード」を活用した授業体験を行いました。このアートカードは島根県立美術館と島根県立石見美術館が収蔵する64作品をカードにしたもので、これを使ってゲーム感覚で楽しく鑑賞教育を行うことができます。
今回は島根県立石見美術館廣田学芸員と浜田教育事務所金谷指導主事のお二人に講師をしていただき、複数の活動を行いました。
この研修会にはたくさんの先生方に参加していただき、大変充実した内容の研修を行うことができました。早速2学期から実践していけそうです。

島根県造形教育研究会

島根県の図工・美術の先生方へ